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Shinonome Tech Blog

株式会社Shinonomeの技術ブログ
5 min read

案件=Communication

Playgroundの特徴は、学生が案件を体験できることです。私は新入生で、初対面の社会人や先輩とチームを組み、初めての案件に安心して打ち込めた話をします。

PlayGroundの特徴のひとつは、アシスタントエンジニアとしての案件ですが、皆さん学生と社会人との案件って何を想像しますか?スパルタ?ほうれん草?報連相って、お前(言われなくても)自覚しろよっていう緊張感を煽るだけで、深呼吸が必要なほど怖いと思うのは私だけでしょうか?

データコースのYassです。入部半年の学生です。初案件を経験した私の報告は、初めての仕事、初めてのメンバーのチームでも安心して働けた事実です。

それは、先輩方や、社員さんたちが作ってきた風土だと思います。MTGはもちろん緊張感を伴いました。といっても、案件前に、コミュニケーションの心得やほうれん草みたいな偉い人の話はなく、当たり前に良いチームが成立して、(たまに報告を忘れていても)萎縮せずに行動できました。

先輩は、体験者で、チームのゴールが見えています。ステップに即した適切なタスクを常に出されていたので、(ほうれん草を叫ぶ人がいませんでしたが)私達は、先輩の指示に従ってslackに即スタンプを入れ、そのとき話すべき人と話し、迷わず作業できました。たとえ、社員さんからの指示に疑問があっても社員さんへの質問、指示受けはリーダー(学部2年生の先輩)が解釈して、質問としてあげてくださいました。

一般的には、仕事では積極的な宣言や発言を求められます。一方で、新人として先輩や上司の意図を組んだり、自分が失礼や場違いをしていないかなど気を配りたいです。しかし、そんなものテレパシーがない限りわかりませんので、怖すぎたら言えないか、返事を遅らすか、無難な返事をして黙っておくことを選ぶ自分がいます。なので、同じ人ですから、案件だからといっても、、突然積極的にはなれません。

仕事を果たすには必要な情報は

  1. いつまでに、誰が、何をやるか
  2. どんな感じでやるか(程度や、時間帯、具体的なやり方)
  3. 最終成果物がイメージできているか(難しかったです)

とくに、②は、経験者にしかわからない不文律です。
Shinonome の案件は全てオンラインなので、Slackで①のタスクを逃す心配はありませんが、②どんな感じでやるかを聞き出すには、ハードルが高いのではと誤解していました。

はい、完全に誤解でした。学生に任された話し合いの場で、まず、
「稼働しなくても、毎日Slackで、声を出そう」と決まりました。
「目標を上げましょう。1週目ででどのくらいの報告をあげたいですか?」
どの大学もテスト期間で忙しく、両立が難しいと感じていましたが、まず私達のチームは。目標をそれぞれ宣言しました。毎日アクションするチームのはじまりでした。声を出そうと思いました。

経験豊かな先輩たちのルールはシンプルでした。
「(かぶりたくないから)必要な検索をする前にこんなのを調べると宣言してからはじめよう!」
「検索結果は1ページめだけ採用しよう。」
「調べた内容は、スプレッドシートと、レポート1枚に毎回書こう!」
「やっぱ忙しいです。このくらいできると思っていたけど、目標を変更します」
お互いのフィードバックも忘れません。
「報告に感謝します。またこれもしらべてみます。」「できた。次どうする?」「ここは、こういうことですか?」
「今日はレポートなので明日します。」「見たらチェックでアクションしてください。質問はスレッドに」
チーム内は、誰かの投稿が毎日入り、いいねなどをするし、誰が忙しいかもわかっています。先輩が何時に着手し、どの精度で作業し、仲間にどう反応をしているか、(疑問点をあげたり、追加でしらべたり、無理と言っていることなども、)全部わかりました。

このCommunicationの往復効果は絶大で、スタンプ1つでも、フィードバックをもらえている安心感がありました。学校のテストよりも,一方通行のレポートよりも断然力がこもり、質問への対応や追加の勉強をしました。また、仕事は平等ではなく適正でした。(スライドの割当数が違ったり、ときに一人しか稼働しない3日間が発生して、不公平じゃない?って一瞬思いましたが、それは間違いだとすぐにわかりました。)先輩たちに見えていたのは最終成果にむけて必要なタスクで、全体がすすむのがわかっていたのです。

私の貢献は先輩方に比べると非常に少なかったですが、この成果物クオリティを上げたい一心で、自分の役に立てることを何でもしようと思って取り組みました。チームの成果が頭にありますから、そのために聞くべきことや調べることも自動的に見えるし、人の動きも24時間(リアル以上に)見えるので、並以下の学生の私が、これまでにない生産性を発揮することができました。

Shinonome の先輩によると、できない理由ではなく、どうすればやりきれるか、考えるそうです。自己学習がよほど上手でなければ、15分考えてわからなければ聞いてもいいそうです。テスト期間や、体調が悪いときは、クオリティを保つために、少し予定を変更し、アウトプットを変更するなど、目標を変えてもいいんだそうです。期日までに宣言以上のパフォーマンスで遂行しきることがやりきることの定義で、やりきるマインドセットだけでは机上の空論(自己満足)ですって。考えこまずと手を動かそうと思いました。

今回は、安心感について、力を込めて報告しました。次は、スキルアップして本当の技術ブログを書けるようにがんばります。受け入れていただき、助けてくださったチームの皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。