自己紹介
- 名前:yuuki
- 役職:ChatGPT調査担当
やりたいこと
- 学生や社員がChatGPTに対して興味を持ってもらったり触るハードルを下げる
- プロンプトエンジニアリングについて少し詳しくなれる
- ChatGPTに入れる内容を考えるときの背景知識が得られる
やること
- 対話形式でキャラクターが話しながらChatGPTについて学んでいく物語をブログにする
登場人物
このブログは以下の登場人物がChatGPTについて学んでいくお話です。
- 兄者:怪しい関西弁
- 妹:今回も関西弁になったりならなかったり
前回
https://blog.shinonome.io/chatgpt-report-8/
第9話「プロンプトエンジニアリングのコツって?~レスポンスの修正編~」
【妹】そしたらお兄ちゃん、レスポンスを修正する場合、具体的にどんなプロンプトを送るといいの?
【兄者】例えば、以下のような応答がChatGPTから得られた場合を考えてみよう。例えば「東京から名古屋への電車の運賃を教えてください。」って聞いたら、「名古屋から東京への運賃は3,000円です。」って回答が来たとするで。
【妹】あれ、違うじゃん!
【兄者】この場合、ChatGPTの応答が間違っているから、修正する必要があるわけや。
【妹】そうだね。どうやって修正するの?
【兄者】その場合は、修正するためのプロンプトとして、「申し訳ありませんが、あなたの先ほどの回答が誤りでした。正しい回答は、東京から名古屋への運賃は10,000円です。」って送信するといいんや。正確な情報を提供するプロンプトを送ることで、レスポンスを修正することができるんや。
【妹】なるほど、プロンプトが大事ってことね。ありがとう、お兄ちゃん。
【兄者】ああ、そうやで。何か分からないことがあったら、また聞いてくれや。
【妹】お兄ちゃん、他にも修正する例がある?
【兄者】ああ、あるで。例えば、「最新のiPhoneの価格を教えてください。」って聞いたら、「最新のiPhoneの価格は10万円です。」って回答が来たとするで。
【妹】この流れだと、それって実際の価格と違うんでしょ?
【兄者】そうやで、実際の価格は12万円や。この場合、修正するためのプロンプトは、「申し訳ありませんが、先ほどの回答が誤りでした。正しい回答は、最新のiPhoneの価格は12万円です。」って送信すればいいんや。
【妹】なるほど、実際の情報を提供するプロンプトを送るんだね。
【兄者】そうやで、正確な情報を提供することが大事や。まあ、これはiPhoneの価格を聞かれる例やから、他の質問に対してどう修正するかは、質問内容や回答内容によって変わるんやけど、プロンプトが大事やで。
【妹】プロンプトが大事ってことは分かった。ありがとう、お兄ちゃん。
【兄者】ええ、なにか分からないことがあったら、また聞いてくれや。
あとがき
今回はレスポンスの修正についての回でした。
ChatGPTは完璧ではないので、レスポンスを修正したりプロンプトを修正しながらより良い会話を作っていくのが実は一番カンタンな使い方な気がしています。
物語も終盤に差し掛かりました。残りもお楽しみに!
まとめ
- 情報が古かったり誤解があったりしてChatGPTの回答が正しくない場合もある
- ChatGPTの回答に対して正しい答えを明示するプロンプトを送信することで、ChatGPTの正しい理解につなげていくことができる