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Shinonome Tech Blog

株式会社Shinonomeの技術ブログ
7 min read

長期的な目標を達成するための5つの習慣

達成が困難な長期的な目標に対して、どのように向き合っていくべきかを5つの習慣にまとめました。

こんにちは!バックエンドコースのtaiseiです!
実は今日(12月5日)が誕生日でとうとう22歳になってしまいました😇

突然ですが皆さんは長期的に達成したい目標は持っていますか?
また、それを達成するためにどのような努力をしていますか?
今回の記事では私が長期的な目標を設定し、達成に至るまでに意識した点を紹介します。

達成した目標

私が2022年に達成した長期的な目標は「技育展2022で登壇し優秀賞を受賞する」というものです。技育展とは、年に一回開催される学生限定のエンジニアピッチコンテストで約100作品ほどが展示される大会です。私は2021年度の技育展を見た際に、あまりの作品の素晴らしさに感動し「来年絶対に出る!」と決意しました。しかし、当時の私の技術力は全くと言っていいほどなくサービスを1から作り上げた経験すらありませんでした。そんな私がなぜ1年で技育展に登壇でき、さらには優秀賞を受賞できたのか。それは以下5つのことを意識して努力できたからだと言えます。

技育展2022
技育展は、アウトプットの促進を目的としたエンジニアを目指す学生のためのピッチコンテストです。自らのアウトプット(作品)を展示(プレゼン)しもの創りの楽しさ、厳しさ、可能性を知ることができます。

長期的な目標を達成するための5つの習慣

  1. 目標はとにかく口に出す
  2. 足りない要素を逆算して中期的な目標を設定する
  3. スケジュールは月単位で明確にする
  4. 仲間を見つける
  5. 努力の過程を楽しむ

1つ目の習慣: 目標はとにかく口に出す

1つ目の習慣は「目標をとにかく口に出す」ということです。
私は、技育展の登壇を決意してからさまざまな機会で目標を公言してきました。
例えば、2021年度の技育展を見てすぐの私のツイートです。

このツイートからも当時の私が技育展に感動して登壇への意欲が高まっていたことがわかります。
また、2021年秋、2021年冬のLT会では以下のような資料を発表しています。

これ以外にも幾度となく「技育展に出る!」ということを周りに公言していきました。
ではなぜこれほどまでに周りに目標をアピールしているのでしょうか?
それは、「高いモチベーション維持」と「仲間集め」のためと言えます。

目標を口にするとモチベーションが高まって、常に高いパフォーマンスと学習効率を維持できます。また、周りに言ったからには達成しなくてはと自分自身へのプレッシャーにもなります。口に出すことで毎日の努力の目的が明確になり迷いがなくなります。このように、目標を口に出すことでモチベーションを高く保つ効果があると思います。

また、目標を口に出すとそれに共鳴した仲間が集まってきます。特に熱量を持って伝えればなおさらです。これは後に紹介する4つ目の習慣「仲間を集める」にも繋がってくるのですが、目標を口に出しそれに共感した仲間と切磋琢磨しながら努力することでさらに目標達成に近づくことができると思います。

2つ目の習慣:  足りない要素を逆算して中期的な目標を設定する

ところで長期的な目標を設定しても、何をしていいかわからない、目標が離れすぎていて現実味がわかないなどの課題が確実に出てくるのかなと思います(もしそうでなければもっと高い目標を設定してもいいかもしれません)。そんな時に大事なのは、最終的な目標に対して自分の現在地を把握し、足りない要素を認識することです。具体的に当時の私の例を挙げます。

2021年7月当時

  • プログラミングを始めて4ヶ月
  • C言語を3ヶ月ほど触っていた
  • Javascript, Reactを触り始めた

といったような状況でした。
一方、技育展に登壇するには以下の要素が必要だと当時考えていました。

  • フロントエンド、バックエンドいずれかにおいて1からサービスを作り上げることができる
  • 独学レベルではなく業務ができるレベルになっている
  • 浅い知識だけでなく、深い知識(ネットワークや言語仕様)なども理解できている

そこで上記の差分を埋めるために私は以下の中期的な目標設定をしました。

  1. ハッカソンに出て、1からサービスを作り上げる力をつける
  2. 技術書を読んでインプットし、ブログを書いてアウトプットすることで体系的な深い知識を身につける
  3. 業務案件に入り、フロントエンドの技術力を向上させる

いかがでしょうか。このように中期的な目標を設定すると「技育展で入賞する!」というざっくりした長期的な目標の解像度が上がり、現実味を帯びてきたかと思います。私はこの感覚がとても重要だと考えます。

3つ目の習慣: スケジュールは月単位で明確にする

中期的な目標設定ができたら、あとはそれを月毎に少しずつ達成していくだけです。こちらは私が実際に小規模ハッカソンで入賞することを目標に立てた月間スケジュールの一例です。

月ごとのスケジュールを組む流れとしては、
まず中期的な目標から逆算して、その月ごとに達成したい目標を設定します。そして、達成に必要な要因を洗い出し、一つずつ取り組んでいきます。これをすることによって朝起きて「今日何しよう〜?」と迷う時間がなくなります。長期的な目標から中期的な目標を立て、中期的な目標達成のために月ごとのゴールを決め、それを達成できるように毎日努力する。ここまでくると自分がやるべきこと、ゴールへの距離感が明確になるかなと思います。

また、もう一点重要なことは「定期的な振り返り」です。1ヶ月ごとに振り返りをして目標達成の進捗を確認します。そして、どれだけ達成できたか、もし達成できていなければなぜ達成できなかったのかを分析します。振り返りをすることで改めて現時点でのゴールからの距離正しい方向へ進んでいるかの確認ができます。

4つ目の習慣: 仲間を見つける

4つ目の習慣は「仲間集め」です。どれだけ強いエンジニアでも、一人でサービスを作り上げるのは困難です。そのため、エンジニアこそ仲間を集めるコミュニケーションが必要だと思います。
私は仲間を見つけるために以下二つの意識を徹底しています。

  • フッ軽になってコミュニティに入る
  • アウトプットをして自分の意思を伝える

みなさん、とにかくフッ軽になりましょう!
そうすれば、新しい発見と新しい出会いがあります。

私にとってPlayGroundはエンジニアとしての学習の基盤になっています。例えば、普段の学習において一人でなかなか継続が難しかったりする時、コミュニティ内の掲示板に学習記録を投稿をして反応をもらいながら、モチベーションを維持しています。逆に周りのエンジニアの投稿を見て新しい発見や学びになることも数多くあります!わからない内容や、気になるトピックがあった時すぐに経験豊富なエンジニアからアドバイスをもらうことができます。このような経験からもエンジニアとしてコミュニティに属する大切さを感じますし、周りに追いつこうといったモチベーションも生まれます!

5つ目の習慣: 努力の過程を楽しむ

こちらが最後の習慣です。「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、本当にそうだと思います。私自身、プログラミングが好きで毎日学習していても全く辛いと思ったことがありません。しかし、できないことは好きになれません。つまり誰でも最初は少なからず「辛い」という感情から入ると思います。私はとあるエンジニア養成機関の入学試験を受けたことがプログラミングを始めたきっかけでしたが、その試験中は本当に辛かったです。しかし、ハッカソンで結果を残し、インターンで評価され少しずつ自信がついていくにつれプログラミングが好きになっていきました。好きなことはどんどん上達します。また、得意なことは好きになっていきます。初めの少し辛い時期さえ乗り越えたらあとは楽しみがたくさん待っています!

まとめ

私が長期的な目標達成のために意識している5つの習慣について紹介をさせていただきました。
まとめると以下のようになります。

  1. 目標を口に出して、モチベーションを維持し仲間を集める
  2. 長期的な目標を分解して必要な要素を洗い出し、中期的な目標を設定する
  3. 中期的な目標を達成するために各月ごとにやるべきことを設定し、実行する
  4. 一人で努力せず、コミュニティに入り仲間を見つける
  5. とにかく努力の過程を楽しむ!

とても単純なことですが、何より大事なことだと私は思います。また、この習慣を維持する観点でもPlayGroundは本当に素晴らしい環境です!これからも様々なアウトプットをしていきたいと思います。

明日はReiyaさんの記事です〜〜〜!