【ChatGPT】ワイの妹がChatGPTなわけあらへん(8)【勉強日記】
自己紹介
- 名前:yuuki
- 役職:ChatGPT調査担当
やりたいこと
- 学生や社員がChatGPTに対して興味を持ってもらったり触るハードルを下げる
- プロンプトエンジニアリングについて少し詳しくなれる
- ChatGPTに入れる内容を考えるときの背景知識が得られる
やること
- 対話形式でキャラクターが話しながらChatGPTについて学んでいく物語をブログにする
登場人物
このブログは以下の登場人物がChatGPTについて学んでいくお話です。
- 兄者:怪しい関西弁
- 妹:今回も関西弁になったりならなかったり
前回
https://blog.shinonome.io/chatgpt-report-7/
第8回「プロンプトエンジニアリングのコツって?~DSP(ドメイン特有の生成)編~」
【兄者】専門的な話については『DSP(ドメイン特有の生成)』っていうのを使うとええんや。
【妹】しらなーい。兄者は、『DSP(ドメイン特有の生成)』って知ってるの?
【兄者】おー、DSPか。よーし、兄ちゃんが詳しく教えてやるわ。
【妹】ありがとー。
【兄者】DSPってのは、ドメイン特有の生成やね。特定のドメインに関する知識や情報を使って、より適切なプロンプトを生成する手法や。それによって、対話システムは特定のドメインにおいて、より正確なプロンプトを生成することができるし、より高い精度の対話が可能になるんや。
【妹】へー、具体例を聞かせてや。
【兄者】ある医療用の対話システムにおいて、患者から『頭痛がする』って言われたら、どんなプロンプトを生成すればええんやろな?
普通の対話システムなら、『どこが痛いん?』とか『いつから痛いん?』とか聞くと思うけど、医療用のシステムでは、患者の症状や疾患の種類によって、適切なプロンプトを生成する必要があるねん。
例えば、もし患者が頭痛を訴えた場合、以下のようなプロンプトが考えられるで。『頭痛の場所はどこですか?』『頭痛はいつからですか?』『頭痛の程度はどのくらいですか?』『同時に熱や吐き気などの症状はありますか?』とか聞いて、患者の症状をより詳細に把握することができるで。
【妹】なるほど、ドメイン特有の生成ってすごいんやな。でも、例えばChatGPTに医療に関する専門知識を覚えてもらうために、どんなプロンプトがいいん?
【兄者】ChatGPTに医療に関する専門知識を覚えてもらうためには、こうやって話をしてあげるのが一番やな。
『医療に関する知識を学ぶ』というトピックに関する質問を投げかけて、『医療に関する用語や概念』について聞いて、ChatGPTに理解を促したら、最後に『肺がんの診断方法について教えてください』みたいな実践的な質問をして、ChatGPTに医療に関する専門知識を習得させるんや。
そんな感じで、どんどん質問してChatGPTの知識をアップさせるんやで。
【妹】なるほど、質問していくとChatGPTも頑張って医療について学ぶんやな。
【兄者】そうや、ChatGPTも一生懸命勉強してるんやで。これからもよろしくな!
【妹】うん、頼もしいわ。ありがとう、兄者。
【兄者】いやいや、お互い助け合って成長していくんやで。助け合うで思い出したが妹、レスポンスの修正方法については知ってるか?
あとがき
今回はDSPについての回でした。
(※本来は意図しない内容となりましたが、Domain-Specific Promptingの内容として大きな誤りがないことを確認しているためこのまま公開しております。内容に誤りや問題点等見つけた方はご連絡いただけますと幸いです!)
次回はさらにレスポンスについての内容を書いていきます!引き続きお楽しみください!
まとめ
- 特定のドメイン(分野)の知識や情報を利用してより適切なプロンプトを生成することができる
- 例えば、ChatGPTに医療についての知識を学習してもらうために、「医療に関する知識について教えてください」「医療現場で使用される用語や概念を教えてください」「肺がんの診断方法について教えてください」等とプロンプトを入力することは有効と思われる